風俗営業1号許可の最近の事例（群馬県伊勢崎市その２）

申請の日に一気に必要書類を取得

この度は、前回の申請の詳細をご案内してきます。

この度の申請はなかなかの超特急かつ知らない土地での申請のため
要領よく業務をすすめつつかつ最大の注意を払って進めなくてはなりません。
警察署への手続きまでの日にちを「５日間」と定めて業務を開始しているので、まあ中々タイトの業務量とスケジュールです。

申請の日のスケジュールは下記のとおりです。

（９：００）
千葉県佐倉市出発（１１：３０）
群馬県伊勢崎市某所でお客様と待ち合わせ
必要なものをお預かり

（１３：００）
「身分証明書」の発行請求のため渋川市へ

（１４：１５）
前橋地方法務局伊勢崎支所へ「全部事項証明書」の発行

（１５：１５）
伊勢崎市役所にて「用途地域証明書」の発行請求

（１６：００）
伊勢崎警察署にて「風俗営業一号許可」申請手続き

９：００　佐倉市を出発

伊勢崎まではgooglemapで検索すると２時間少し、なのですが途中の高通状況やもしもの事態を考慮して（道に間違えてしまったなど）この時間に出発します。

本日の申請に備えて準備するものは下記のとおりです。

・USB（申請書類のデーターを保管）
・パソコン（間違い等があった場合のため）
・タブレット（すぐにわからないこと等を検索するため）
・必要書類

１１：３０　お客様と待ち合わせ

群馬県伊勢崎市某所でお客様と待ち合わせ。
お客様からお預かりするものは下記のとおりです。

・住民票
・賃貸借契約書
・飲食店営業許可の写し
・写真２枚（3cm×2.4cm）

ちなみに、「住民票」と「賃貸借契約書」はあらかじめ写真を撮ってもらいメールで送ってもらいます。
送ってもらった画像をもとに「登記されていないことの証明書」を取得したり「不動産情報」をチェックしていきます。
特に「賃貸借契約書」の「使用目的」を早い段階で確認することが非常に重要です。
使用目的に、風俗営業許可に適していない文言が書いてあると、警察からの指示がある可能性がとても高いからです。

参考：これでカンペキ！賃貸借契約書のポイント

１３：００　「身分証明書」の発行請求のため渋川市へ

風俗営業１号許可をはじめ「風俗営業許可」全般は「身分証明書」が必要です。身分証明書を取得できるのは「本籍」のある市区町村。というわけでお客様の本籍がある渋川市へ行き身分証明書の発行を請求します。

１４：１５前橋地方法務局伊勢崎支所へ「全部事項証明書」の発行

「賃貸借契約書に記載されている店舗は（風俗営業１号を行う店舗）は、この店舗の所有者で間違いないですよ！」ということを証明するためにこの店舗の登記簿（「全部事項証明書」という資料）を発行しもらいます。
都道府県によっては土地の全部事項証明書を求なかったりしますが、群馬県警察ホームページでは「土地の全部事項証明書」も求められているのでそちらも取得、建物は３筆の土地の上にまたがっているのでそれぞれ発行請求します。

１５：１５　伊勢崎市役所にて「用途地域証明書」の発行請求

用途地域証明書は、風営法上は求められている資料ではありませんが、必ず添付します。
その場所が「どのような地域であるのか」を証明するの必要ですし、警察署生活安全課でも求められます。

この「用途地域証明書」を発行するのが市区町村の「都市計画課」（だいたいこのような名前の部署）です。

都市計画課は東館の４階にありますので、４階に行き発行請求します。

伊勢崎市は大きめの繁華街があるので、用途地域証明書の発行は日頃からたくさんあるのでしょうか。
スムーズに発行手続きを終えることができました。

１６：００伊勢崎警察署へ

時間としては、遅めに到着。
なぜかというと伊勢崎警察署に到着する前に、全ての資料のコピーをしていたからです。

このコピー作業、ご自身で手続きをやられる方は必ず行ってください。
申請のあと、書類について審査をするのですが「どこどこが間違っている」「なになにを追加して欲しい」等の警察からの連絡があった場合に、自身で作成した「必要書類の控え」がないと、なにを当対応していいのかわからなくなる恐れがあります。
警察署生活安全かは提出された資料について話をするので、必ずコピーを取ります。

手続きを終えた頃は、すっかり暗くなってしまいました。
これから千葉県佐倉市へと帰ります。