依頼を受け即申請、土日開けて月曜に申請
2018年4月は風俗営業許可を中心にいろいろな許可・認可の手続のご依頼を頂きました。
その中の一つに千葉市中央区某所での飲食店営業許可のご依頼。
飲食店営業許可それ自体は、あらかじめのポイントさえ押さえれば特に難なく取得できるものですが、
この度の今何度はとにかく「スピード」。
どれくらいのスピードが必要とされるのか、
それは冒頭にも記載しているとおり「木曜に依頼を受け」「土日をまたいで」「月曜に店舗検査」「水曜からオープン」というものです。
これスケジュール的にはほぼアウトと言って良いはずです。
なぜなら、「店舗検査は申請者が自由に決定できるものではない」からです。
店舗検査は保健所担当者さまのスケジュールが前提となります。
保健所担当者さまがどれだけ、飲食店営業許可の申請を受理していて、その結果、店舗検査は希望の日にどれだけあるのか、そんなことは申請する側(行政書士事務所ネクストライフや、ネクストライフに依頼をしたお客様)がわかるところではなく、そういった保健所側の事情を考慮せずに「いついつからオープン」と一方的に決定してしまうと、それは痛い目にあう可能性は大きくなるわけです。
そして申請した時期は4月も下旬を迎える頃。
要するにゴールデンウィークを眼前にしている時期なので、多くの飲食店営業許可を希望する申請者さんたちが、この時期保健所に大挙してくるわけです(ゴールデンウィーク前にはオープンしたい、またはゴールデンウィーク明けにはオープンしたい、と考えている方々が多くやってきます)。
こんな状況の中飲食店営業許可を、依頼者様の希望通り取得することができるのでしょうか?
とにかく難しい状況しかないのは事実です。
結果は・・・
行政書士事務所ネクストライフは、飲食店営業許可の手続きもたくさん行ってきました。
かなり多くの数手続きを行ってきましたので、急なご依頼にも対応してきましたが、
今回の場合はかなりのイレギュラー案件です。
弊所で考えた「許可取得までに必要なもの」それは「今までの弊所の経験」そして「運」
弊所としては「今までの弊所の経験」を最大限に活かし、時間が余りにもないので臨機応変に対応しいくことに徹することに懸けました。
そして・・・
結果としては上記のスケジュール通りにことが運び飲食店営業許可を取得しました。
勝敗を決したのはやはり「経験を活かし臨機応変に対応していくこと」だったと考えております。
特に、保健所担当者様のご事情を知った上で、こちらの事情をご案内した上でこちらから提案したり、保健所担当者様が、過密なスケジュールの中で店舗検査をしていただけるのであれば完璧な状態で臨めるようにする配慮が必要です(ちなみに店舗検査の数時間前まで内装工事を行っていた状況です)。
なんとかスケジュール通りになりましたが、
希望としてはこの度のようなことはあまり経験をしたくはありません。
(実際、他の行政書士の先生数名に断られ弊所にご依頼が来た、という状況です)
しかし、いい経験をさせていただいたのは事実です。
日頃蓄積されてきた実務能力であったり、状況に応じた対応がどれだけのものであるか、自分自身が理解できた案件でした。今後も慢心せず挑戦していきます。