NPO法人の補助金と事業計画

「思い」だけではいけない、大切なのは「実行可能性」

NPO法人が9月に完成しました。千葉県への申請でしたが、千葉県の処理期間は基本的には「2ヶ月以内」となっていますが、迅速な対応をしていただき1ヶ月半もかからずに認証が決定されその後に登記申請を行い、9月下旬に入る頃に設立登記の処理が全て終了しました。

これら手続きと並行して行われていたのが、補助金の申請です。「第3回未来応援ネットワーク事業」の申請のため、他にもいろいろな業務を受けていたのですが、NPO法人の理事長と夜中の3時、4時までいろいろと話し合って当日ギリギリで申請できました。採択されるかどうかは、私たちの力量によりますが、申請書の内容は「実行可能性のある、補助金の意図にそった事業活動」が前提になりますので、このNPO法人がどのような思いで、どのような事業活動を行うか、そこかがとても大切なのです。

いつまでも補助金任せではいけない

最初は資金面で苦しいNPO法人はたくさんあると思います(NPO法人に限らずですが・・・・)。
自転車や、自動車は走り出しに大きな力が必要です。
事業活動も、走り出しには大きな力が必要で、おおくの事業活動が「補助金」「助成金」「創業融資」などを活用してスタートします。
ただ、いつまでもこれらに頼っていてはいけません。自分たちで売上や寄付金を獲得し、独立採算ができる団体にならなければ、
補助金等が獲得できなかったとき、たちまち事業活動はできなくなります。自分たちのみのチカラで事業活動を行えるようにならなければいけません。

「絵に書いた餅」ではいけない

NPO法人の事業活動を考えたとき、「助け合い」「思いやり」などのキーワードを基にいろいろな案が出されます。「地域のために」「子供の未来のために」・・・・素晴らしい考えが生まれます。聞けばきくほど「素晴らしい事業だね!」仲間同士で賛同するような内容ばかりです。

しかし・・・、考えなければなりません。「その事業は『実行可能』なのか?」

今のメンバーで大丈夫なのか、事業をやることによってとても疲弊するようでは続かないかもしれません。人数は揃っていますか? メンバーひとりひとりはどのような能力を持っていますか? 資金面は大丈夫ですか? どのように資金を獲得しますか? プランは無理なく組まれていますか? 事業活動に参加するお客様はどのようなお客様ですか? 参加するお金は高いですか?低いですか? 場所はどこで? どのような広告・宣伝を行いますか?(いい事業活動をしても、知られなければ意味がありません)

NPO法人の事業活動は、とくに知恵を絞らなければならない

「地域のため」「まちづくり」というと素晴らしい響きですが、地域のため、まちづくりのために、自分の時間や労力を費やして、最後は疲弊していく方々を数多く見てきました。「まちづくり」という言葉は、とてもパワーのある言葉だと思います。だから、この言葉に魅了されて多くの人が集まってきます。しかし、特に資金面で採算が取れないと、参加する人たちは疲れ、年を追うごとに人数は減少し、5年、6年すると終わってしまう事業活動がたくさんあります。

NPO法人も収益を上げなければ、事業活動を行えません。ただ、事業活動を行うための資金がそもそもないケースが多々あります。
資金がないままどのように事業活動をするのか、そのためにはメンバーで知恵を絞らなければなりません。

どのような事業が、「お金がかからず」「実行可能性があり」「魅力的なのか」
「魅力的」でないといいけないと私は考えています。
もし「魅力的でない」事業活動であれば、そもそもお客さんの参加が少ないです。
そのような事業活動を行うNPO法人に対して、「寄付をしよう」と考える企業がたくさんいるでしょうか? 私はいないと思います。

知恵を絞らなければいけません。
どのようにしたら魅力的で、多額の資金も必要ない、そんな事業ができるのか。

そのような事業を行うために、いろいろなリサーチをして、仮説&検証を繰り返して力をつけていければいいですね。

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