病院について

病院について

病院は風俗営業を行うにあたり、必ず確認しなければならない施設です。
病院といっても病床・・・入院施設のある病院に気をつけなければなりません。
「場所的要件」のページの下方にある各都道府県地域の場所的要件のページをご覧いただければわかりますが、入院施設のある病院は保全対象施設として多くの場合その100m以内(商業地域では50m以内)において風俗営業を行うことはできません(各都道府県により若干異なることがありますので条例を必ずチェックしましょう)。

クリニックはどうなの?

クリニック=診療所は、「街のお医者さん」というイメージがあります。
ただ、入院施設を有するクリニックはたくさんありますので必ず確認してください。
イメージだけで「ここの病院は入院施設はないだろう」と判断するのは禁物です。

例えば、耳鼻科や眼科のクリニック。
イメージとしては入院施設がないようにも思えますが、なかには入院施設があるところもあります。
また、入院施設は今までなかったのに、最近になって入院施設が設置される、ということもあります。

その他、街の自治会等の働きで、「風俗営業店があることによる風紀を乱したくない」という考えのもと
あえて入院施設を設置してもらっている地域もありました。
これについては過去の判例で、新規風俗営業に対する妨害を認めた者もありますが、スムーズに申請を進めるのであればどのような病院があるのかあらかじめ知っておきたいところです。

まずは周辺調査をしっかりと

風俗営業を行うのにもってこいの店舗を発見しましたら、まずはその地域を入念にチェックすべきです。
本ページは病院についてお話しておりますが、その他の施設(学校、図書館、児童福祉施設など)についても必ずチェックします。病院についてはその病院が入院施設があるのか、地元の方々からのヒアリングや直接その病院に問い合わせる等して必ず確認をしなければなりません。

そういったことを行わずいざ申請をした後に、入院施設を有する病院が周辺地域にあることがわかっても
もはや手遅れです。
また、風俗営業許可を取得できない場所で、風俗営業を行うことは「無許可営業」に該当します。

ですから、必ず周辺調査を行ってから店舗をお借りすることをおすすめします。

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